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茨城県の葬送習慣

 近年まで土葬の習慣が残っていた茨城県では、今でも土葬に由来した葬儀の習慣が残っている地域があります。出棺の際に担ぎ手にお酒を一升振舞いますが、これは担ぎ手がそのままお墓の穴を掘る役割も担っていた名残と言われています。また豆腐を一丁食して身を清める習慣もあります。茨城県の中でもこの役割を担う方を床取り、または六道(陸尺、六尺)と言われ、下妻の地域でもご近所の方の組合さんのお手伝いを頂くときは、肩から白い晒で作ったたすきをかけ、白または黒の靴を履いて柩を担ぎます。地域によって違いますが今では6人ではなく2人、または4人と人数が変わってきましたのは、組合として担ぎ手となる人たちがいなくなったことと、他に帳場のお手伝いとしての人数が必要になるからが原因かと思います。

下妻の他の県西地区では六道さん(とこ取りさん)が葬儀の式中は前列に参列して最後の締めとしての焼香を行う〆焼香(大留焼香)を行うところもあります。

どちらにしても茨城県の葬儀の中では重要な役割を果たす役となります。

最近は家族葬として行う方も多くなり、見かけることも以前よりは少なくなりましたが、自宅から出棺の際は、篭をほうきで転がし穢れを吐き出す風習は今も残っています。

地域に密着したふるさわは、ご遺族のご意向を伺いながらお手伝いをさせて頂きます。