
葬儀の打ち合わせの際に「家紋は何でしょうか」とお尋ねします。家の家紋をわからないという方も多くいらっしゃいます。
この家紋とは何のことでしょうか。
家紋の歴史は非常に古く、平安時代後期から使われるようになったと言われています。もともと家紋は奈良時代でも貴族によって調度品の装飾として使用されてきましたが、やがてその家を示すためのものと変化をしました。貴族が荷車で調度品を運ぶ際に家紋を彫り、身分を周知するように行うことも、この頃から始まりとなりました。
仏壇の上部中央に家紋を入れたり、お墓の石碑に家紋を刻む事もよくあることです。葬儀の際はお礼状に家紋を入れたり看板に家紋を入れたりもします。
家紋は代々引き継がれていくものですが、次世代の子孫には伝わらずに家紋を必要としない傾向も少しずつですが、定着してきているようです。
必ずしも家紋にこだわる必要がなくなってきたのかもしれません。
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