お葬式の基礎知識コラム

　お通夜や葬儀・告別式に参列をする際、不祝儀袋（香典袋）の表書きをなんて書けばよいのか迷われる方も多いかと思います。

仏式の一般的な書き方をご紹介いたします。

宗教によって表書きの書き方は異なりますが、概ね以下のような書き方が主流となります。

香典袋も2種類あり、袋1枚のものと中袋と外袋で2枚になっているものがあります。

1枚または外袋には「ご霊前」「御香典」「御香料」と書き、その下に名前（フルネーム）を書きます。

油性の薄墨を使うのが正式ですが、できれば薄墨でなくても水性は後に滲んで見えにくくなってしまう事もありますので、油性を使用したほうが良いでしょう。

中袋があるものを使用する場合は、表に金額を旧漢数字で書き（壱萬円など）中袋の裏面には住所、氏名、郵便番号を書きます。

中袋がないものを使用する場合は表面には氏名を書き、裏面には金額、住所、郵便番号を書きます。

※なお、浄土真宗はご霊前はなくご仏前となりますが、宗派がわからない時はご霊前でお持ちしても良いでしょう。

仏式の他はそれぞれ表書きが変わりますので仏式か神道か他の多宗教か確認できればしておきましょう。