10月に行う仏教行事で、浄土宗の十日十夜法要と言うのがあります。10日間お念仏を唱える法要です。
平貞国氏がこの世の儚さを感じ、仏の道に入り、京都の真如堂で十日十夜の念仏を行ったことが始まりとされています。
浄土宗のお経の中で無量寿経の中に「この世で毎日善行を修めることは、仏の世界で千年にわたって善行に励むことより優れている」とあります。この世は煩悩だらけで無心でお念仏を唱えるのは到底できる事ではないという事です。
この世で出来る修行、阿弥陀さまに近づき感謝をするために行う修行として十日十夜が行われるようになりました。お寺によっては、毎月この十日十夜を行っているところもあります。
秋の収穫に感謝する意味も込めて仏前に新米、新米で作った小豆飯をお供えする。そしてお供えした小豆飯をお粥にして人々に振舞う。
秋の浄土宗の仏教行事の一つです。
※写真は春の浄土宗のお寺の風景です
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