下妻市と八千代町にてご葬儀、お葬式をお探しの方にお手頃なプランをご用意しております。

天寿

 葬儀の際にお返し物の中に天寿と書かれた品物が入っていることがあります。中身は紅白タオルだったり鰹節だったりとして長生きできたねと故人を敬う気持ちから返礼品とは別に入れることがあります。

 この天寿とは何歳からを天寿というのでしょうか。地域によってもまたお坊さんによっても様々です。

戦前の時代は80歳まで生きられれば長生きできたと思われていましたが、今の時代では80歳ではまだまだこれからと思う長寿の時代になりました。茨城の中でも解釈は変わりますが、60歳未満を行年としてそれ以降は享年とする、子供は幼折(ようせつ)と仮の位牌に記されます。最近は見かけることがなくなりましたが、八十又四才の又は80歳の天寿を超えて4年も長生きできた。となります。また七十有四才の有は80歳までまだ4年あったのにとの意味を表して位牌に記されることがあります。

葬儀の際、何歳から天寿になるのかと伺うことがあります。88歳が米寿といわれ、お祝いの席とされるので88歳を過ぎたら天寿と伝える葬儀社もあります。

 個人的に思うのは、当家様と打ち合わせした際に、長生きできたからと思っていらっしゃるようでしたら天寿として全うしたと皆様にお伝えする意味で用意していますが、やはりご家族の皆様の気持ちがそうは思っていなければ、大切な方がいなくなってしまったというお気持ちがあるときは必ずしもつけなくてよろしいのではないでしょうかと、ご家族の方の想いを尊重しています。

それでいいのか悪いのかはよくわからない事ではあります。