火葬場で収骨(骨上げ)の時に職員の方から説明されるのどぼとけとは、首の前面にあります突起の部分ではなく、頚椎の上から2番目の骨の事を指しています。
一般的に私たちが言っていますのどぼとけは軟骨なので骨としては残らず灰になってしまいます。何故この2番目の骨が喉仏(のどぼとけ)と言われるのかというと、人の身体を支える約200個の骨の中で、この骨だけが輪になって中が空洞で突起がある形をまるで、お釈迦様が座禅を組んで手を合わせて見える様だからだそうです。
骨壺に収めるときは足元の骨から順に入れ、体の骨を全て納めた後に中央に喉仏(のどぼとけ)、頭の骨を最後に被せるように納めます。お骨を骨壺に収めるのも地域によって違います。
下妻の地域となります東日本は西日本の部分収骨とは異なりすべての骨を納める全収骨が通常です。もしも、手元供養やお墓とは別に残しておきたいとの思いがある時は大切な喉仏(のどぼとけ)はどちらにするか考えてみましょう。
私達の身体の中にも仏様がいたと考えますと気持ちも穏やかになるような気がします。因みに猫や犬、動物にも形は違いますが喉仏(のどぼとけ)となる骨があるそうです。
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