
一般の方ではなじみのない生前葬ですが、どんな意味があるかを考えていきます。
生前葬とは生きているときに、お世話になった方に感謝を表すこと
宗教的な儀式を行う目的というより、生きている間に自分でお世話になった方たちへの感謝を述べたいと思う気持ちから、生前葬という言葉が生まれました。
なぜ生前葬をしたいのか
なぜ行いたいと思ったのかは人それぞれですが、理由として多く聞かれるのは
・病気が発見され、余命を告げられ、自分自身で動けることが出来るうちに、お別れのあいさつや感謝をのべたいから。
・高齢になり、死と向き合う年齢になり、お世話になった方に元気な姿で会いたいと思ったから。
・葬儀代を自分自身で支払うことが出来る。実際に亡くなったときに、多くの葬儀代を自分を弔ってくれる者に費用の負担を軽くしたいから。
生前葬の流れ
ほとんどはお別れ会のような無宗教の形式が一般的です。仏教的に僧侶を呼んで生きている方に亡くなった方のお経を唱えることはお願いをする僧侶の理解がないと難しいかと思います。できる範囲で考えると、生前戒名をもらっておく、位牌やお墓を生前のうちに決めておくことは可能です。
以上の事から考えると、無宗教で形式にとらわれないお別れ会となることが受け取る側としては、葬儀というより重く感じることなく参列できるのではないかと思います。
内容は、本人のスピーチや親しい方の本人との思い出をスピーチして頂いたり、写真やスライド、好きな音楽をBGMにしたりと、様々な演出を考えて自分らしく行うことが出来ます。
生前葬にかかるお金
一般的な葬儀よりは安価になるかと思います。当然火葬場での火葬料金が必要ない事、儀式的なものを用意する必要がない事、香典を必要としない代わりに会費制で行うことも可能かと思います。その観点から考えると結婚式の披露宴のようでもあります。
必要になるのが式場内の準備使用料と料理、参列して下さったかたへのお礼の品物などです。
注意すること
生前葬を行っても、実際に亡くなったときは火葬しなければなりません。葬儀を行わないとしても、料金が全くかからないということはありません。檀家であるときは生前戒名を頂いていても亡くなってからの葬送儀式の読経はお布施がかかります。
生前葬を行っても、実際に亡くなったときは何も必要ないというわけではないことを考えておきましょう。
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